気づけば新年が明けてからもう半月ですね。
一月(いちげつ)往(い)ぬると言いますが、今年もあっという間に過ぎ去りそうな予感がしております…。
さて、皆さまは初詣はどちらに参られましたか?
家の近くの氏神様へ、ちょっと足をのばして大きな寺社へ、など思い思いの初詣をされたかと思います。
京都には伏見稲荷大社や八坂神社といった名所がたくさんございますが、今回のブログではお隣の滋賀県の有名な厄除け寺をご紹介致します。
その名も「立木観音 立木山安養寺」。
滋賀県大津市にあるお寺さんで「立木の観音さま」、あるいは「たちきさん」と呼ばれて、広く信仰されています。
弘法大師様がちょうど大厄の際に観音様にお導きいただいたのだと歓喜され、「何人も免れ難い厄難があり、どうか自分の災厄のみならず人々の厄難厄病を救い給え」と心願をこめて、聖観世音菩薩の尊像をお刻みになられたのが起源で、それ以来、厄年の人はもちろん、厄除け祈願として多くの参拝者が訪れます。
ですが、このお寺さん「立木山」と名前にある通り、山の上にあるため、参拝するには山中の石段を上らなければなりません。
その数なんと800段!!!上るだけでご利益ありそうな段数ですね…。
上り切ったら手水で清めて、受付で厄除け祈願、本堂で参拝をしたら、更に石段をあがり、厄除けの鐘を一撞き、奥の院に参拝して完了です。
手順がわからなくても受付で丁寧に教えて下さるので大丈夫ですよ。
お茶所では無料でゆず湯が用意されているので、一息つけるのも嬉しいですね♪
厄除けで有名なたちきさん。
令和六年の始まりに、是非お参りされてはいかがでしょうか。
リヴェルト京都鴨川からの行き方
バス停「葵橋西詰」からバスで「京都駅前」下車
「京都駅」からJRで「石山駅」下野
「石山駅」から京阪バスで「立木観音前」下車