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リヴェルト便り

sightseeing-spots /観光案内

2024.11.17

御所と寺院の融合「大覚寺」

ようやく気温が秋めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
京都では各地でライトアップが始まりました!
紅葉にはまだ少し早いのが残念ですが、夜の京都を是非お楽しみください♪

今回のブログはホテルのある上京区を飛び出して、京都市右京区嵯峨にある1200年の歴史を誇る寺院をご紹介いたします。
正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺、略して大覚寺は嵯峨御所とも呼ばれています。
「御所」と呼ばれている通り、平安時代初期に嵯峨天皇が離宮として建立されたのが始まりです。
その後、弘法大師空海のすすめにより開山、真言宗大覚寺派の本山となり、今の「大覚寺」となりました。

今の京都御所もですが、天皇のお住まいとのことで、敷地の広さは壮大で、お堂エリアと大沢池エリアに分かれています。
じっくりゆっくり回ると一時間以上はかかるので、参拝予定の方はお時間に余裕をもって行くことをオススメします!

お堂エリアには、天皇や女御(皇后)のお住まいの宸殿(重要文化財)といった御所の部分と、五大堂(本堂)といった寺院の部分が共存しているのも、大覚寺ならではですね。
また、大覚寺には心経写経の根本道場としての側面もあり、写経体験もできますので、お時間がある方は是非。

大沢池は日本最古の庭池として国指定名勝に指定されており、大沢池エリアだけで甲子園球場以上の大きさがあります。
嵯峨天皇もこの大沢池で船遊びに興じられたのでしょうか…。
また大沢池に浮かぶ菊ヶ島は、そこに咲いていた菊を手折って花瓶にいけたことから、いけばな発祥の地ともされています。

そして今の季節に楽しみなのがもみじロード。
青葉もさることながら、赤に染まる紅葉のトンネルの美しさを体験できるのは、この季節だけですね。
11月はライトアップや嵯峨菊展など大覚寺ならではのイベントが目白押し!
歴史・文化・自然あふれる大覚寺へ、この秋参拝されてはいかがでしょうか。

「葵橋西詰」より京都市営バス205号系統で「西ノ京円町」で市バス91号系統に乗り替え「大覚寺」下車

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