新年が明けて早10日。『一月は行く』と言いますが、あっという間に過ぎ去ってしまいますね。
今年の干支は乙巳(きのとみ)。
乙巳と言えば「乙巳の変」が有名(?)ですが、その意味は努力や準備が実を結び始める成長と結実の年とされています。
ということで、今回の《リヴェルトの街案内》第8弾では巳年の参拝にピッタリ!蛇の神様を祀る「出町妙音堂」をご紹介致します!

出町妙音堂は出町柳駅から当館までの間、出町橋の西詰にあります。
御本尊の青龍妙音弁財天画像は技芸上達で有名な七福神の弁財天。
地元の方からは出町の弁天さんと親しみを込めて呼ばれています。
そして弁財天は水の神で青龍の化身とされており、眷属は白蛇とされているため、巳年には多くの参拝客で賑わいます。


御堂には奉納されたたくさんの蛇の絵画がズラリ!
数を見ても信仰心の篤さを感じられますね!
こうやってみると一口に「蛇」と言っても、人によって想像する「蛇」が違うのも面白いところ。
是非お気に入りの蛇を見つけてみてください。
また、本堂裏手にある六角堂は周囲を年の数だけ回ると願いが叶うと伝えられています。
今年一年の抱負を思い浮かべながら、回ってみるのもいいかもしれません。
賀茂川と高野川の合流地点にかかる出町橋に鎮座する水の神・弁財天とその使いの白蛇様。
当館にご宿泊の際は是非、参拝してみてください。
その昔、鴨川に青龍様が住んでいると信仰していた地元の方の思いが垣間見えるかもしれません。
リヴェルト京都鴨川から徒歩2分