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リヴェルト便り

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2024.1.21

『源氏物語』ゆかりの客室名

寒さ厳しい日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
京都市内でも雪がちらつき、当館近くの橋は毎朝凍っていて、転ばないように慎重に出勤する毎日です。

突然ですが、皆さまは毎年「大河ドラマ」はご覧になられますか?
今年は京都にゆかりのある『紫式部』がメインで、撮影も平安神宮から始まったらしいですね。
で、なんでこんな話をするかと言うと、実は当ホテルの客室名は紫式部が書いた物語『源氏物語』の帖のタイトルからとられたからなんです。

例えばリヴェルトスイートの客室名は『葵』。
主人公・光源氏の正室・葵上の『葵』が最上級のお部屋なんて、洒落てると思いませんか?
その『葵』の向かいのお部屋は『紫』。
帖に『紫』はありませんが、光源氏が溺愛して育てた紫の上のお名前が由来。
正妻と溺愛された少女の部屋が向かいとはすごいですよね。

また、3階にある『桐壺』は源氏物語最初の帖で、光源氏の母親の桐壺女御からきています。
その他にも、光源氏の死後、息子の薫の君を主人公とした最後の十帖(宇治十帖)からは『早蕨』など、色んな客室名があります。
もし興味のある方はご宿泊された客室名を『源氏物語』で調べてみてください。
もしかしたら隠された意図があるのかもしれません。

Reservation /ご宿泊予約

tel:075-251-2550
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